書斎に命名することは趣のあることです。古代の学者はこれによって自分の好みや情緒を表し、後代の人々に吟味させます。「密訓堂」という三つの文字が目に入ると、びっくりして、宮廷の密室に入ったのではないかと錯覚が湧いてきます。実は、これは「親密」と「訓戒」の意味で、もっとも新親切な薫陶と教誨です。「野菜香り書斎」という名前は少しユーモアの感じがあります。古人は「経を読むのは稲のような味で、史を読むのは料理のような味で、諸子百家を読むのは調味料の味だ」(料理は魚などの肉料理を指し、調味料は酢、醤油、味噌などを指す。)といいますが、「野菜香り」はこの三つの味より軽やかで、ロマン的な雰囲気があります。書斎をバーとするのは最もおおらかな継承です。密訓堂は現代都市の華麗さを融合し、色彩濃くの夜に一隅を空けているようです。南国の窓の格子には深い青色のガラスが嵌められて、ソファーは波動のような赤色で、諸式の黒檀椅子の上には元の花の色でないスミレ・ビロードが乗せられ、紫の光のかさがいっぱいです。ワインとマルティーニなどはこのような環境にはぜんぜ合わないのです。流行であっても威厳があり、風潮を追う慌てはありません。「野菜香り書斎」は今が流行しているLoungeを思わせます。

バー。旧式のGucciソファー、柔らかな灯火、低く沈んでいるジャック、酒を飲みながら雑談し、或いは一本のシガーを吸うと、のんびりしています。一つの旧時代のお嬢様のベッドは部屋の一角を占めて、何人かの友達が互いに向けて、奇抜なルームになります。デザイナーの想像力に驚かされています。